ゴルフと腰痛

春になりましたね。
スポーツをするのに適したシーズンが始まりました。
花粉症の方は少々辛いとも言えますが・・・

個人的には
どんなスポーツは楽しくできる事(そして、できたらいい結果)が大切だと思っています。
今日は意外とお客さまに多いゴルフの話
(当サロンは産前産後と姿勢矯正がメインのお店なのですが、なぜか多い。土地柄でしょうか?)

老若男女問わずできるからケガからは縁遠いと思われますが、
ゴルフもスポーツである以上ケガをすることがあります。
膝や足首が痛くなったり、背中が辛くなったり・・・

そして特に多いのが本日のタイトルにもある腰痛
本気でゴルフに取り組んでいる人も
ゆるーくゴルフをしている人も
練習が嫌いな人も

腰が辛くなる方が多いです。
ラウンドすると腰が重くなるといった軽い方から
練習もできないくらい腰痛で辛い方まで

なぜなら、ゴルフっていう独特のスイングの動きから起こると思ってます。

野球やテニスや卓球など、
道具を使う球技はボールを打つためにスイングをしますが、

ゴルフだけは止まっているボールをスイングで飛ばします。
止まっているから自分のペースでできてケガしないのでは?
と考えると思いますが・・・

逆に自分の動きに集中できるから2つの問題が発生します
1つ目はスイング時の姿勢
2つ目はスイング後の姿勢

まずは1つ目
他のスポーツでは、相手に崩された時を除いて基本的に体幹を立ててスイングしますが、
ゴルフはおじぎのような前傾姿勢となっているので支えるために腰への負担がかかってしまいます。

そして2つ目
他のスポーツでは、スイング後は次の動作に移る必要があります。
テニスや卓球なら相手が打ち返してくるからその準備
野球なら1塁に向かって走るなど次の動きに移りますが、
ゴルフはその場にとどまるので、からだを捻った姿勢で終わるために
体幹が立っていても腰の筋肉に負担がかかってしまいます。

上記のような理由から他のスポーツとは違った過程で腰に負担がかかりやすいのですが、
人によっては腰ではなく膝や背中など、自分の弱い(上手に使えない)箇所に辛さとなって現れます。

個人でできるざっくりとした解決策としては、
・背筋や腹筋など腰周辺の筋力アップと股関節の柔軟性
・ボールに力を伝えるために肩関節の柔軟性と筋力アップ

整体として行う場合は
腰への負担を減らすための施術を行うとともに
腰を含めた上手に使えていない筋肉を使える筋トレを含めた動かし方を教えたり
スポーツ後に必要なセルフケアを教えたりしています。

意外と普段当サロンでしている姿勢整体に繋がっているので、
気になる方は一度ご相談くださいね。