子どもが自転車に乗れるまで

  • まずは楽しく乗れるようになる
  • 未就学児の場合は遊びの中でできるようにしていく
  • 始める年齢は関係なく、ステップを順番に踏むことが大事

補助輪付自転車でビュンビュン飛ばしてる…すぐかな

自転車に乗らせようと思ったは、3歳の後半の頃でした。体格も同月齢の子たちよりちょっと大きかったし、交通公園(園内で自転車を借りることができ、信号などのルールが学べる)で補助輪付の自転車は乗り回せていた。本人も自分から行きたい・乗りたいと言うくらい好きな模様

だから、16インチの自転車のペダルを外してストライダー(キッズバイク)風にするところから慣れさせてはどうか?これならば、ストライダー買う必要ないよね と思い、自転車屋さんで白い自転車を購入。その時ペダルと補助輪は取り付けずに持ち帰る。

自転車を祖父母の家に預けていたので、自転車に乗る(遊ぶ)のを見る機会はなかったのだが、交通公園には行きたいとは言う。月に2回ほどは公園に行って補助輪付のを借りて遊んでた。ある時”白い自転車乗ってる?”と聞くと”乗ってるよー”との答えは返るが、なかなか自分が見る機会はなかった。これが4歳過ぎた2018年春ごろ

ストライダーに乗る機会が遭遇するも…あれっ

2018年の夏は酷暑だったので、自転車の練習どころか公園にもほとんど行けず。ただ一度だけお友達の家に訪問した時、ストライダーがあったので乗らせてもらうも、10mくらいで終了。この時は他に遊ぶ目的があったし楽しみにしていたからそっちを優先したいんだろうなとしか思ってなかった。

少し涼しくなった8月下旬頃、自転車の練習を再開する。補助輪付自転車は相変わらず楽しく乗れてるし本人も好きそうだ。”そろそろ練習用(後ろにバーが付いていて大人が補助する)乗ってみる?”と聞くと”うん”とは言うが、いざ練習してみると全然乗れてない…。すぐに補助輪付に乗りたがるし(そっちの方が補助する側としてはラク)、もしや白い自転車に乗っていないのか?と思い、実際に乗るのを見てみたら…

自転車をストライダーに使おうとすると…欠点発覚

15mくらいを往復したら”もういい”と片づけ始めた。補助輪付の自転車なら1kmでも平気で楽しくこぎ続けるのに、足は地面にしっかりついてるし問題ない。ただし、足取りが重い”よいしょよいしょ”って感じ。そう、自転車が重いのである。ストライダー(キッズバイク)と違いフレームは重く、ペダルの駆動を伝えるギアとチェーンがある分重量がかさむのである。自転車は漕いだちからをギアを通してタイヤを回し進むもの。足で進むようにはできていないのである。

これを見た夜にはストライダーを購入。ただし、ストライダーにはブレーキが無いため、ブレーキの付いているキッズバイクを購入しました。

楽しく乗らせるために…順番を踏む

0,場所の策定(ここ大事)

実際に乗らせる前に場所を決める必要があります。

ストライダー(キッズバイク)はおもちゃですから公道では乗れません。ブレーキはあっても簡易なものなので、止まれず事故につながることがあります。また小さいので、車から発見しづらいという点も危険です。公園など安全を担保できるところで使ってください。

路面はある程度整備されたところが良いでしょう。未舗装やでこぼこしてると、ビュンビュン進むのを楽しみにしているのに進めないのはもったいないですからね。

1,足でけり出す

1週間程でキッズバイク到着。両足を地面につけた状態でサドルにまたがらせて高さの調整。本人も嬉しそう。実際に近所で乗らせてみると、意外にすぐ飽きる。どうも進み方を教えてなかったみたい。歩くように交互に脚をけり出すやり方と、両足でけって惰性で進む方法があるが、息子は前者がお好みの様子。自転車のスピード感に対しての慣れはできるが、地面に足を着けないで進むバランス感覚を養ってほしいですよね。

2-1,坂道の下りを利用する

足でけって楽しく進むことを覚えたら、緩い坂道を下らせる。息子はこれを”すべり台”と呼んでいた。下り坂は真っ直ぐで、できればその先にカーブがあると曲がる練習にもなる。また、壁や障害物・前方に人がいると止まることが必要にもなるが、この時に足で止まって(足ブレーキ)いるならば修正が必要になります。自転車は地面にはあまり着かない高さに設定するので、このクセは覚えさせない方がよいです。なのでブレーキがあるキッズバイクは、ここでブレーキの使い方(停止や減速)を教えることも出来るので有用になります。

2-2,キッズバイクから自転車へ

坂道を利用して2輪で進むバランス感覚を養ったところで、以前購入した白い自転車登場。重いので少しでもバランスが崩れると倒れてしまいます。2で利用した坂道と同じ場所で乗らせると、最初はビックリしていたものの、重さがあるので速く進み楽しそう。2時間ほどでマスターしてました。問題ないので自転車屋さんでペダルを着けてもらうことに。

3,ペダルを使ってみる

さて、ペダルを着けたら漕げるというわけではありません。自転車で一番難しいのは初動です。スピードが出るから安定するのであって、遅いと転倒してしまいます。独楽(コマ)の回転がゆっくるになると軸がブレはじめたり、アシスト付自転車は遅くなるとモーターで補助するのはそのためです。ここでも、2で利用した坂道の下りを利用してスピードに乗らせて、その間にペダルに足をのせ漕がせる。最初はペダルに足を乗せるのに苦労していましたが、3回くらいでコツをつかんだらしく楽しそうに乗ってました。でもここで終わりではありません。下りがいつもあるわけではないのですから。

4,足で地面をけらせる

次は平らなところで、地面を蹴らせてみました。すでにコツはつかんでいるので乗れますが、初動からペダルはまだ無理な模様。サドルが低いと脚を真っ直ぐに出せず漕ぎ辛いですから。

今後の課題と解決策

  • 初動からペダルを漕げるようになる
  • ふらつかない ブレーキを使いこなせるようになる

この2点があれば、公道でもある程度安心して乗せることが出来るようになると思います。考えられる解決策は周りに自転車などが走っている交通公園で練習を重ねることがよいと思うので、今年の冬にかけて時間を使っていきます

このあたりは、この続きかどこかで公開できればいいかな

 

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